カラーとパーマ
はい。
カラーとパーマだけではわからんですね。
皆さんも経験がおありの方も多いかなと思いますが
カラーとパーマの同時施術
はいいのかどうか。
多分美容師さんも一週間開けた方がいいとか言う方もいると思うんですよ。
まあ一応法律上もそうですしね。
ただ、僕個人的な見解の結論としては、別にいいと思います。
た、だ、し
医薬部外品と化粧品の組み合わせの場合ですけどね。
これはかなり細かくなるんですけど、まあパーマ液の種類というか、分類の問題ですね。
詳しくは美容師さんに聞くのが早いですね。
あ、僕美容師ですね。
チオグリコール酸はダメだけどシステアミンはオッケーみたいな。
僕はシステアミンしか使わないので、のお話です。
では何がネックになっていけないような風潮なのかということで。
極論も交えながら書きます。
・ダメージする ※システアミン(化粧品分類)の場合
これはまあ確かに。
ローダメージはあっても、ノーダメージという薬は未だかつて存在しませんしね。
ではその一週間でダメージは軽減されるのでしょうか。
例えば、カラーで10ダメージ受けたとしましょう。
パーマも10ダメージ受けたとしましょう。
一週間後、薬剤によって与えられるダメージが7とか8になるのかということです。
ならないですね。
ただし、これは薬剤の持つ攻撃力だけのお話で、付随する髪の環境等は置き去りの極論気味です。
・どちらかが弱くなる ※システアミン(化粧品分類)の場合
これはあり得ますね。
髪が染まる理論とか交えると長々なってしまいますが、まあアルカリ性で髪の蓋を開いて、その中に染料を活性酸素を発生させて定着させる云々カンヌン。
と、まあパーマも同じくそんな感じで。
要はアルカリ性が蓋を開くと、先にカラーをしていれば、パーマでまた開かれて、先に中に入ってた染料がこぼれる
みたいな感覚というか。
髪は弱酸性がいいと言われてますので、真逆のアルカリ性を突っ込んでしまうと、蓋になるキューティクルが開く、そしたら中が傷む、みたいな。
でも最近は酸性のパーマもありますし
うちにもこういう、phをコントロールするものがあります。
アルカリ性を弱酸性に戻しちゃうぜ、みたいなね。
そしたら問題もだいぶ軽くなるんじゃないかなと思います。
・一週間後問題 ※システアミン(化粧品分類)の場合
これはよくわからないです。
ただ、美容師側の意見としては、カラーは48時間で定着するという噂なので、ほんとは開けるなら三日後に来て下さいでいいと思うんですけど
なんとなく三日後はちょっと早過ぎる気がして、一週間後だったらよくね?
みたいなことのように思います。
もちろん医薬部外品なら一週間開けるんですけど、だいたいカラーが入ってる髪にはあんまり医薬部外品の強い薬は控えますし。
その方の髪によりますが。
なんとなくお客様心理もあるとは思うんですけどね。
一週間は開けたいな〜とか、もちろん法律上もそうだし、傷ませたくないだろうし、ご都合もあるでしょうし。
ただ、美容師側からの一週間の提案はわからないです。
うちでも同時施術の方も多くおられますし、だからといってえらいことになった方はおられません。
何回も行くのも手間ですしね。
ただ、やっぱ気になるで、という方は
カラーは根元だけ
にされると良いと思いますよ。
なぜならば、根元は新生毛なんで、完全にノーダメージの髪ですから、今までの施術の履歴はありませんし、ダメージが重なるということはないですからね。
と、自分のお店的に書きましたが、今まで
同時にやったことあるけど、パーマ取れたやんけ
カラーの色入ってないやんけ
という経験がある方は、やっぱり別々にされる方が良いと思います。
それは体験に基づくものですので、嫌な思いしたくないですもんね。
僕も髪を短くしたら、何回も和田アキ子にされてるから、アッコにせえへんから短く切らせて!って言われても短くしたくありませんし。
実際に同時にされる方もおられる、その方の髪がえらいことにはなってない、という事象があるというお話です。
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